人間が立つ、歩く、作業するといった広い意味での運動のために必要な身体の仕組み全体を運動器といいます。運動器は骨・関節・筋肉・神経などで成り立っていますが、これらの組織の障害によって、立ったり歩いたりするための身体能力(移動能力)が低下した状態が運動器症候群(ロコモティブシンドローム)といいます。ロコモティブシンドロームが進行すると、将来介護が必要となるリスクが高くなります。何もないところで転んだり、片足立ちで靴下が履けない、横断歩道を青信号で渡りきれないなど7つの項目があり、1つでもチェックがつくことがあれば、ロコモティブシンドロームの可能性があります。
それぞれの患者さまに適した治療をご提供
ロコモの症状でお悩みの方へ
「ロコモティブシンドローム(ロコモ)」とは運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態のことです。
このページでは、ロコモに関わる代表的なけがの症状・原因・治療方法、患者さまの疑問・質問などを紹介しています。 「家の中でつまずいたりする」「階段を上がるのに手すりが必要になってきた」という方は、当院にお越しください。病気やけがからの回復、そして発症予防に取り組み、健康な生活のお手伝いをいたします。
自らがロコモかどうか心配という方は、日本整形外科学会公認のロコモティブシンドローム予防啓発公式サイトにある「ロコチェック(https://locomo-joa.jp/check/lococheck/)」にて、ご自身がロコモか否かをご確認ください。 1つでも当てはまるようであれば、その数が0になることを目指してロコモーショントレーニング(ロコトレ)を開始しましょう。
※正式な原因や治療法を判断するには医師による診察が必要になります。あくまで目安としてお読みください。